2025年 Foursquareの概要と現在の主力事業
A. サービスの特徴(歴史)
Foursquareは2009年にサービスを開始しました。
- チェックイン機能: ユーザーが実際に訪れた店舗や場所でチェックインし、訪問履歴を記録したり、SNSで共有したりする機能が最大の人気を集めました。
- ゲーム要素: チェックインの頻度に応じて「バッジ」を獲得したり、訪問回数が最も多いユーザーが「メイヤー(市長)」の称号を得るなど、ゲーム要素(ゲーミフィケーション)が組み込まれていました。
B. 現行の主力事業
Foursquareの主力は、一般消費者向けのSNSではなく、その裏側で培ってきた**「位置情報データ」と「技術」**を提供するB2B(企業間取引)事業です。
- 位置情報データ提供: 匿名化された膨大なユーザーの移動データ(どこに、いつ、どのような人が訪れたか)を企業に提供しています。
- マーケティング活用: このデータは、ターゲット広告の配信、店舗への来店計測、都市計画、市場分析などに活用されており、Twitter、Uber、Apple、Airbnbなど、多くの大手ITサービスにもその技術が使われています。
2. 【最新情報】一般消費者向けアプリの再編(2024年〜2025年)
Foursquareは、コンシューマー向けサービスを「Swarm」アプリに一本化し、事業を集中させることを発表しました。
| サービス名 | 役割と今後の動向 | 終了時期 |
| Foursquare City Guide | 周辺のスポット検索やレビューに特化したアプリ。 | 2024年12月15日にアプリ版の提供を終了。Webブラウザ版も2025年初頭に終了予定。 |
| Swarm(スウォーム) | チェックインやライフログ(訪問履歴)の記録、友人との居場所の共有に特化したアプリ。 | 今後もサービスを継続・強化。Foursquare City Guideの機能の一部を統合。 |
今後のポイント
- Swarmへの一本化: Foursquareブランドの「City Guide」は終了し、ユーザーのチェックイン・ライフログを記録する「Swarm」アプリに注力します。
- Swarmの強化: 2025年初頭には、Swarmに新機能のアップデートが予定されており、より充実したユーザー体験の提供を目指しています。
- Foursquareブランドの終焉: ユーザーが直接利用するアプリの名称から「Foursquare」が消え、今後は企業向けソリューションのブランドとして機能することが予想されます。
2020年の記事
元データは、2011年の記事です。このころは流行っていた、foursquare いつのまにかスマホのアプリ一覧から消えていましたね。
ただ、実は、TwitterやUber,アップル「マップ」など多くのサービスで、Forsqureの技術が提供されているそうです。
まだ、アプリ自体は提供されており、更新日も2020年5月18日になっているので、生きているようですね。

The Leading Geographic Information System | Foursquare
Foursquare is the leading location intelligence platform for understanding how people move in real time. Book a free dem...
2011年記事
スマートフォンユーザが楽しんでいるforusqure 。ガラケーでできないか、調べたところありました。
GPS対応 docomo、au、Softbank ケータイでチェックイン!
私は、docomoなので早速試したところ、きちんとできました。
今はfacebookと連携して、表示されるようになっています。
ちなみに、
foursquare はロケーションベースのソーシャル・ネットワーキング・サービスで、GPS 機能付きのモバイル機器の使用が前提です。単なるSNSではなく、ゲーム性を取り入れたというところが面白いところで、色々な場所(お店中心だと思いますが)に訪れて「check-in (チェックイン)」することで、その回数などに応じてバッジがもらえます。
ガラケーとは、ガラパゴス・ケータイの略。 ガラパゴス・ケータイとは、世界標準とは異なる進化をした日本の携帯電話のことです。
